geist

潜在する⾳の領野を開け
全⾝聴取ライブ

ミニマルな反復と共に複雑なリズムを構築した実験的なバンドgoatを始め、YPY、VirginalVariationsにおいて野⼼的でハイクオリティなプロジェクトを展開し、国内外から⾼い評価を受ける⽇野浩志郎。近年では太⿎芸能集団・⿎童への楽曲提供など、新しい⾳の探求をつづける⽇野のコンサートピース『GEIST』。これまで2018年に発表した、管楽器や打楽器などのいくつかの楽器のグループが、特殊な空間に点在しながら、演奏上のルールを同時に実⾏していくコンサートピース『GEIST』をもとに、そのテーマを引き継ぎながら、⼤幅にバージョンアップした内容を2019年12月に山口情報芸術センター[YCAM]にて実施した。同プロジェクトはその後、国内外での公演を目指して⽇野がこれまで試みてきた数々の作曲アプローチのさらなる拡張を試みるとともに、構成や舞台装置などの要素も⼀新され、これまでにない⾳楽の聴取体験を試みていくプロジェクトとして推進。

GEIST WEBについて

GEISTは2018年3月大阪名村造船所跡地「BLACK CHAMBER」、2019年12月山口情報センター[YCAM]、これまで2回の公演を踏まえて、2022年2月に京都芸術大学春秋座における公開実験を目指した制作をおこなっていく。本WEBサイトは制作プロセスのみならず、Covit19以降の音楽制作のありかた、公演方法、鑑賞方法について、さまざまアーティスト、研究者や、リサーチメンバーたちとともにディスカッションしたをアーカイブしていく。

⽇野浩志郎

1985年⽣まれ、島根県出⾝。実験的なリズムのアプローチを試みるグループ「goat」や「bonanzas」での活動の他、電⼦⾳楽を使ったソロプロジェクト「YPY」を⾏う。他にも電⼦⾳とクラシカル楽器を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」、その発展として多数の⾳空間を混在させた全⾝聴取ライブ「GEIST」の作曲、演出を⼿掛ける。


過去公演 ⼭⼝情報芸術センター YCAM

GEIST 山口情報芸術センター[YCAM] 本公演では日野が2018年に発表した、管楽器や打楽器などのいくつかの楽器のグループが、特殊な空間に点在しながら、演奏上のルールを同時に実行していくコンサートピース『GEIST […]

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